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採用活動にTikTokを活用するメリット・デメリット!成功させるコツや事例も紹介

採用活動にTikTokを活用するメリット・デメリット!成功させるコツや事例も紹介

2024年08月23日 15:21

近年SNSの影響力が高いことから、採用活動に活用する企業が増えてきています。

そのなかで、

「採用活動にTikTokが良い理由は?」

「TikTokで採用につなげるコツは?」

など、導入に伴い疑問に思うことも多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事では、採用活動にTikTokを活用するメリット・デメリットについて詳しく解説します。

成功させるコツや事例も紹介するので、採用担当の方はぜひ参考にしてください。


採用活動にTikTokを活用する4つのメリット

TikTokは新たな人材を確保する際に、非常に有効な手段です。

従来の方法に比べて、TikTokを活用した採用活動には以下のようなメリットがあります。


費用効果が高い

ある調査によると、新卒採用にかかる1人あたりの平均コストは約90万円と言われています。

内訳としては、求人サイトの掲載費やPR動画の制作費などの割合が大きいです。

それに対して、TikTokでは無料で多くのユーザーに自社のコンテンツを届けられる可能性があります。

企画や撮影に時間がかかるものの、運用コストはほとんどかかりません。

そのため、従来の方法よりも費用対効果が高いと言えます。


企業の雰囲気が伝わりやすい

給料が高い企業に就職しても、仕事をするうえで大切なのは人です。

職場の人間関係が悪いと、仕事を辞める原因となります。

TikTokでは自社の全てを見せられませんが、

見せ方を工夫することで職場の雰囲気や社員の特徴を伝えられます。

また、TikTokを通して実際に企業で働く人を見るとユーザーは身近に感じられるため、

ポジティブな印象を与えやすいです。


拡散性が高くバズりやすい

TikTokはアカウントを運用し始めたばかりでも、バズることがあります。

独自のシステムにより、フォロワーの多さではなく動画単位で評価されるためです。

以下の項目で自社のコンテンツが評価されれば、フォロワーが少なくても拡散される可能性が高いです。


・視聴完了率・いいね数・シェア数・コメント数


拡散されるほど、より多くのユーザーに自社のコンテンツを届けられます。

そのため、動画を制作する際は、「最後まで見たくなる・共感する」ような内容を意識しましょう。


競合が少ない

YouTubeやInstagramなどのSNSを活用し、採用活動を行う企業が増えつつあります。

一方で、TikTokは導入している企業が少なく、ターゲットとなるユーザーの目に止まりやすいです。

競合が少ないときに自社の魅力を伝えることで、効率的にTikTokで応募者を増やせます。


採用活動にTikTokを活用する2つのデメリット

採用活動にTikTokを活用するのはメリットだけでなく、デメリットもあります。

デメリットも把握したうえで、自社でTikTokを運用するか検討しましょう。


炎上リスクがある

TikTokは拡散力が高い分、炎上するリスクがあります。

バズるために不適切な言動をして、炎上するユーザーは多いのが現状です。

企業が炎上するとイメージの低下だけでなく、信頼も失われます。

業績が悪化し、倒産の危機に陥る可能性も考えられます。


採用のミスマッチが起こる可能性がある

企業の良い点を前面に出しすぎると、採用のミスマッチが起こる可能性が高まります。

TikTokで応募者を増やすためには、自社の魅力を伝えることが不可欠です。

しかし、あまりにもポジティブな面しか見せないと、採用後に「思っていた職場と違う」と離職につながるケースもあります。

そのため、TikTokに投稿するコンテンツは、企業のありのままを伝えることが重要です。


TikTokで採用活動を成功させる4つのコツ

人材採用のためにTikTokを運用する場合でも、求人や自社だけに限定して話す必要はありません。

TikTokで応募者を増やすためには、ユーザーを惹きつけるようなコンテンツが必要です。

下記では、TikTokで採用活動を成功させるコツを4つ紹介します。


トレンドを意識した動画を制作する

TikTokは時期によってトレンドがあり、流行っているテーマは興味を持たれやすいです。

トレンドが分からない場合は、TikTokの運用代行会社に依頼するのも一つの手段です。

ユーザーが惹かれるような動画を制作してくれるため、効率的にターゲットへ自社のコンテンツを届けられます。


ギャップを意識する

イメージとは真逆の動画を投稿すると、そのギャップからバズりやすくなります。

例えば、企業の動画では以下の投稿が人気です。


・真面目そうな社長が全力でダンスをする・他の社員へお茶目なイタズラをする・自社をネタにしたコントをする


TikTokでは自社を認知し、興味を持ってもらうことが重要です。

業務内容やビジョンなどは、企業のホームページなどに誘導して伝えましょう。


企業全体でTikTokを運用する

多くの社員が動画に出てくると、雰囲気の良さが伝わりやすいです。

そのため、若手社員からベテラン社員まで、企業全体でTikTok運用に参加しましょう。


採用関連のハッシュタグを入れる

採用関連のハッシュタグを入れることで、そのキーワードを検索したユーザーに自社のコンテンツを届けられます。

採用関連で使われることが多いハッシュタグは以下の通りです。


#会社 #会社紹介 #会社紹介 #採用 #転職 #新卒採用 #広報担当 #社員紹介


ただし、ハッシュタグは多ければ多いほど良い訳ではありません。

焦点がぼやけて流入が減ってしまう可能性があるので、ハッシュタグは3つ程度に絞りましょう。


TikTokで採用活動を行った成功事例

実際に自社でTikTokを運用する際は、他社の成功事例も参考になります。

下記では、多くのフォロワーを獲得し、人材確保へとつなげている企業の事例を紹介します。


三和交通

三和交通は、首都圏に営業所を構えるタクシー会社です。

取締役部長のキレの良いダンスが話題となり、一躍有名になりました。

ダンスをメインとした投稿で認知度が向上し、テレビでも取り上げられたこともあります。

中にはTikTokを見て社風に魅力を感じ、中途採用を受けた社員もいるようです。

TikTokのコメントでは「こんな上司が理想」「一緒に働きたい」など、ポジティブな内容が多く寄せられています。


ライソン株式会社

ライソン株式会社は、家電やアウトドア用品を販売する会社です。

自社商品を使い、ユーモアに溢れたコンテンツを投稿しています。

特にランチ前にも関わらず社員がデスクの上にペヤングやきそばメーカーを出し、

焼きそばを作り始める動画が人気です。

周りの社員も試食にやってきて、楽しそうな社風が感じられます。

コンテンツのコメント欄には募集に関する内容を記載し、採用ページの閲覧を促しています。


ダイキン工業

ダイキン工業は空調総合メーカーで、TikTokでは商品のお役立ち情報や採用関連のコンテンツを投稿しています。

中でも社員が会社の雰囲気や入社の決め手を音楽に合わせて紹介する動画は、多くのユーザーに拡散されました。

TikTokのプロフィール下のホームページリンクでは採用ページに誘導しており、そのまま応募できるようにしています。


TikTokを活用して新たな人材を採用しよう

TikTokは拡散力が高く、フォロワーが少ない状態でもバズることがあります。

また、基本的に無料で使えるため、従来の方法よりも採用コストを抑えられるのが特徴です。

ただし、ターゲットとなるユーザーに自社のコンテンツを届けるためには、「最後まで見たくなる・共感できる」ような動画を制作する必要があります。

ユーザーの興味を惹ける動画コンテンツを制作したい場合やTikTok運用におけるリソースが不足している場合は、株式会社エネブルがおすすめです。

ノウハウやこれまでの経験を活かし、採用につながるTikTokを運用代行します。

TikTok運用の内製化支援も行っておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご相談ください。