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TikTokは安全?リスクやセキュリティ対策を詳しく解説

TikTokは安全?リスクやセキュリティ対策を詳しく解説

2024年09月12日 02:50

TikTokは拡散性が高いため、多くの企業が運用しています。


しかし、これから運用を始める方のなかには

「TikTokのセキュリティ面は大丈夫?」

「TikTokで情報漏えいを防ぐにはどうしたら良い?」

と悩むことも多いのではないでしょうか。


今回の記事では、TikTokの安全性やリスク、セキュリティ対策について詳しく解説します。

TikTokは正しい方法で運用すれば、ビジネスに活かすことが可能です。

安全にアカウント運用ができるように、ぜひ最後まで読んでみてください。


TikTokは安全?

結論から言うと、TikTokは100%安全とは言い切れません。

TikTokだけでなくInstagramやYouTubeなどのSNSは、

常にプライバシー侵害や個人情報の漏えい、誹謗中傷などのリスクが伴うからです。

TikTokの運営側がセキュリティ対策を強化しても、100%安全と言い切ることはできません。

TikTokの危険性を最小限に抑えるためには、ユーザー側もリスクを考慮したうえで運用することが重要です。

TikTokを運用するうえで伴うリスク

TikTokを運用することで、効率的に自社やブランドの認知度を高められます。

しかし、利用に伴い以下のリスクがあることも念頭に置いておきましょう。

個人情報の特定

投稿した動画に写る背景や人などから、個人情報が特定される可能性があります。

個人情報が特定されるとストーカーや嫌がらせなど、トラブルに発展しやすいです。

自分だけでなく、周りの人にも危険が及ぶケースも考えられます。

トラブルを未然に防ぐためにも、TikTokに投稿する前は念入りなチェックが必要です。

誹謗中傷

TikTokのみならず、SNSにはネットリテラシーのないユーザーが一定数存在します。

コンテンツを投稿するたびに、コメントやDMで誹謗中傷されるかもしれません。

ただし、誹謗中傷の内容によっては、名誉毀損罪や侮辱罪などの犯罪に該当する可能性があります。

あまりにひどい場合は、警察への被害届提出や告訴などで対処しましょう。


インターネット詐欺

TikTokユーザーが増える一方で、インターネット詐欺も増えています。

TikTokでよくあるインターネット詐欺としては、偽サイトへの誘導や暗号資産関連の勧誘などが挙げられます。

いずれもネットリテラシーの低いユーザーをターゲットに仕掛ける手口です。

そのため、TikTokを利用する際は、個人情報を聞かれても絶対に教えないようにしましょう。


TikTokを安全に運用するためのセキュリテイ対策

TikTokを利用する際はリスクを伴いますが、全てのSNSに当てはまることです。

安全に使うためには、以下のようなセキュリティ対策を行いましょう。

必要最低限のデータのみ提供する

TikTokは多くの情報を収集している可能性があるため、可能な限り提供する情報は必要最低限にしましょう。

仮にアプリに情報を収集されたとしても、プライバシーの侵害や情報漏えいを防ぎやすくなります。

TikTokのみならず、SNSを使うときは個人情報の保護を常に意識することが重要です。

アプリに与える権限を最小限に抑える

アプリに多くの権限を与えてしまうと、さまざまな情報にアクセスできるようになります。

情報漏えいの原因となる可能性があるため、アプリに与える権限は最小限にしましょう。

特にTikTokは、必要以上にアクセス権限が求められるアプリです。

アクセス権限を絞っても運用はできるので、付与するかどうかしっかり検討することが重要です。

アカウントのセキュリティを強化する

TikTokで多い詐欺行為は、サーバーから個人情報を抜き出したり、

ハッキングしたりするケースです。

このような詐欺に合わないためにはネットリテラシーを身につけることに加えて、

アカウントのセキュリティを強化する方法が有効となります。

具体的には、パスワードの強化や2段階認証の有効化などが挙げられます。

パスワードを設定する際は、単純な英数字の組み合わせは避けましょう。

誕生日などの予想しやすいパスワードも避けた方が無難です。

二段階認証ではログイン時に追加の認証情報が求められるため、アカウントへの不正アクセスを防止できます。

TikTokを運用するときの2つの注意点

TikTokを運用する際は、常にリスクを考慮することが重要です。

下記では、運用時の注意点を2つ解説します。

顔出しは慎重に検討する

TikTokの運用を始める前に、投稿で顔出しをするかどうか慎重に検討することが大切です。

誰でも気軽に動画をアップロードできる一方で、二次利用されたり保存されたりする可能性があります。

一度インターネット上に公開した投稿は、削除しても永遠に残るため注意が必要です。

企業で顔出し投稿をする場合は検討したうえで、従業員の許可を得ましょう。

個人情報がわかるものは映さない

TikTokをはじめSNSでは個人情報が特定されてしまう可能性があるため、

特定のヒントになるようなものは映さないようにしましょう。

たとえば、学校・職場の制服や本名などです。

動画を撮影する際に注意していても、気づかないところで映り込んでいるケースもあります。

そのため、企業でTikTokを運用する際は、投稿する前に複数人で確認することが重要です。


セキュリティ対策をしながら安全にTikTokを運用しよう

TikTokは拡散力が高く、低コストで運用できるため多くの企業が運用しています。

しかし、メリットがある一方で、個人情報の特定や誹謗中傷などのリスクもあります。

TikTokを安全に運用するためには必要最低限のデータのみ提供し、アプリに与える権限を絞る方法が効果的です。

また、複雑なパスワードの設定や2段階認証などで、アカウントのセキュリティを強化する必要があります。

TikTokの運用に伴うリスクを最小限に抑えたい場合は、株式会社エネブルにご相談ください。

これまでのノウハウや経験を活かし、セキュリティ対策をしながらTikTokの運用代行が可能です。

将来的に自社でTikTokを運用したい企業様に向けて、運用内製化支援も行っております。

ご興味のある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。